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中国武術入門 日々の練習

現代社会は忙しくてなかなか大変ですよね、練習時間が思うように取れない方もおられます。もちろん毎日しっかり練習するにこしたことはありませんが、前回書いた通りで身の丈に合わせた練習量、モチベーションを持続させる(八極拳が好きであるという気持ちのキープ)ことの方が大事でしょう。練習内容もサーキットトレーニング的に数をこなすとか、ただ套路の練習に時間をかけるとかではなく勁を探ることに神経を向けた方が良いと思います。私個人の見解ですが、そういう角度から見れば多くの門派が割合こそ異なりますが、馬歩や站樁など腰を落として深く呼吸、外見上は静止した状態で身体をまとめて内側から勁を探す練習。また、身体をまとめてゆっくりと重心移動を行いながら手足を動かして呼吸と動作を一致させ勁道を探る、練る(動功)の練習。単式、硬功夫などの瞬間的に身体をまとめて発勁、爆発力の練習の大まかに三種の方法がありますね。どれが大事とかではなくて、各々の身体の調子や考え方、門派の特徴、風格が関係すると思います。八極拳の場合は単式の割合が多いでしょうか。しかし、霍慶雲公は易筋経(八極軟架)を重視されておられて、他に小架も二時間練習されていたという話を聞いたことがあります。また、長春の冬で特に寒さが厳しい日には逆に短時間の練習ですませたこともある…という話もありましたが。要は自分自身の考え方次第なわけで、譚吉堂師爺の言われた『如何に学んで、如何に練習して、如何に使うか』という言葉になるのでしょう。毎日同じ内容じゃなくても良い。同じ時間帯、量じゃなくても良い。その時々のテーマがあっても良い…です。自分なりで良いのです。

※武学練用舎は岡山で活動している中国武術 長春八極拳の団体です。http://www.bugakuren.com/