易筋経(軟架子)

今回、youtubeでUPしたのは長春八極拳の易筋経一路です。この易筋経は別名「軟架子」、霍慶雲公が生前に仰っていたとされるお話「李書文が夜な夜な練功していた軟架子」のこと。十数年前に李英老師にお供させて頂いて長春に行った際に、李老師の師兄で譚吉堂師爺の開門弟子である孫生亭師叔(故人)はこの易筋経について「長春ではながいこと少林拳の高仙雲が伝えていたとされていた。私は高仙雲の孫に会いに行ったが、易筋経は持っていなかった。また、長春のものは従来の少林拳の座法、臥法、立法のものとは大きく異なり、革新的な動功となっている。」と仰ってました。私個人的には李書文が作ったのかなと思ってます。套路は八極拳、劈掛掌、太極拳の動作からなっており、それぞれ技を編んだ形になっています。武術として練習の時には呼吸、姿勢、三盤合一、六合、三節論、四梢、内外五行、それに「意念」!山ほどの大変な課題を消化していくことになります。かつて譚吉堂師爺は「易筋経の力と爆発力を融合させるのだ!」と仰ってました。易は改変することだそうですから、易筋経、易骨経、易髄経(洗髄経)。練精化気、練気化神、練神還虚…一生ものですね。もちろん健康法としては最高です。

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